2010.03.17 Wednesday
さよなら幼稚園
今日で娘が週1回通っていた
幼稚園のプレスクールはおしまい。
訳あって4月からこの幼稚園に通わないことに
決めた我が家、今日は最後のご奉仕にと4回目の保育当番を務めた。
赤ちゃんに毛が生えた程度の1年前と比べると
どのコもすっかり組織の一員といった立派な
面構えになっている。
子供たちの遊ぶ姿を見ていると
もうこのコたちと会えないのね・・・
とおセンチな気持ちに。
男の子を育てるって、ほんとに大変だなぁと
実感したのもこの保育当番でだった。
1時間以上リュックをしょったまま入り口で
もぞもぞしている子、ありとあらゆるお遊戯を
「やらない」と参加拒否する子、前振りなしに
武器で襲い掛かってくる子、
みーんな男の子。
甥が小さい頃、姉が「あの子は宇宙人」と
言っていたのがやっとわかる。
男の子ってみんな「オレ界」の住人に見える。
その点女の子は、こんな小さなうちからも
現実と折り合いをつけるのがうまいね。
私の周囲では現在二人目ラッシュだが
みんな一人目は女の子のお母さん。、
一人目が男の子のお母さんに聞くと全員が
「次も男だったらどうしようと思うと
怖くて作れない」と口を揃えて言う。
どんだけだよー。
私のようないいかげんな母親から見ると
お世話になった先生は、驚異的な保育能力をお持ちだった。
目が8つあるんですか!と言いたくなるような
気配り目配り。
ケンカの仲裁や、ぐずったコへの声がけなど
魔法のようにあっという間に解決してしまう。
そして怒らない。
子供に「この先生には嫌われたくない」と思わせる
不思議な魅力をお持ちなのだ。
ある日こんなことがあった。
ひときわ体が小さくて幼い男のコがいるのだが
そのコがブロックで作った「作品」を、
他のコが誤って踏んづけて壊してしまった。
それにカッとなった小さい男の子が
持っていたブロックで踏んづけたコの頭を
思いっきり殴った。
昭和の平和主義を叩き込まれた私には
「とにかく先に手をあげた方が悪い」という
すりこみがあるので、殴ったコに
「ブロック壊したのはわざとじゃないんだから、いきなり殴ったらダメでしょ!ごめんなさいして!」
と言った。
しかし殴ったコは興奮して泣くばかり。
殴られたコは泣くでもなくポカンとしている。
そこに先生登場。
わけを聞くと、ブロックを壊したコに向かって
「ブロック壊しちゃったの、じゃあ謝ろうか。」
そして泣いている殴った方のコには
「ブロックどんなの作ってたの?じゃあ一緒に直そうよ」と
殴られたコも手伝わせて一緒に直して、見事決着。
つまり殴ったことについてはおとがめなし。
それは私が予想もしなかった解決方法だった。
もう少し大きくなったら違う方法をとるのかも
しれないけれど、よく考えると
これが一番子供が納得するお裁きなんだなと思う。
ブロックを壊したことを謝らせなければ、
殴ったコは相手をどんなにボコボコにしようとも
気持ちの持って行き場がないだろう。
3歳児の「殴る」なんか大人にとっての
「すれ違いざま肩がぶつかった」くらいの意味しか
ないだろうから、殴られた方がそれほど
気にしていなかったのもうなずける。
そんなステキな先生がたくさんいる
ステキな幼稚園だったけど、今日でお別れ。
娘の初めての集団生活、母子ともに
おつかれさん。
そしてこれからが本番だー。






